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【仮想通貨積立投資】初心者が知っておくべきメリット・デメリット

数年前から話題の仮想通貨(暗号資産)ですが、他の投資や金融商品と比べると、変動が大きくリスクは高いため、初心者はなかなか手が出しにくいジャンルとなります。

私自身仮想通貨はリスクが怖く、気になりながらも始められずにいました。

 

しかし、仮想通貨でも「積立投資」ならリスクを抑えてできることを知り、チャレンジを決意。

積立投資って?
一定の周期に一定の金額で同じ金融商品を購入していく投資方法よ。

積立投資では、一度に大量に買うのではなく、毎月一定の金額を積み立てながら投資を行うことができます。

複数回にわけて購入するので、1回あたりの購入君額が少額になり、リスクを最小限に抑えられます。

 

積立投資なら少額から始められ、売買タイミングを考える必要がありません。

値動きに振り回されることなく仮想通貨に投資できます。

 

仮想通貨積立のメリット

 

 

  • 少額から手軽に始められる
  • 損失リスクを抑えられる
  • 時間や手間がかからない
  • 感情に左右されない

 

少額から手軽に始められる

積立投資は少額から始めることができます。

生活に無理のない範囲の金額でスタートできるので、初心者にもハードルが低いのが積立投資のいいところです。

 

最小設定額は取引所によって違いますが、bitFLyerでは1円GMOコインでは500円から設定可能です。

設定金額は途中で変更できるので、少額から始め、慣れてきたら少しずつ金額を大きくしていくのがおすすめです。

 

損失リスクを抑えられる

積立投資では基本的に長期的な資産形成が前提となります。

価格変動にもよりますが、値動きの上下がありつつも長期的には価格が上昇しやすいという投資対象には有効な投資方法と言えます。

 

実際、ビットコインは乱高下を繰り返しながらも、1年から3年の長期で見れば5倍〜10倍に値上がりしているため、積み立て投資に向いていると言えます。

 

積立投資では、ドルコスト平均法によってリスクを最小限に抑えることができます。

ドルコスト平均法は一定額を定期的に購入する投資方法のことです。

<画像参照:bitFlyer公式HP>

 

常に一定額で銘柄を購入する定期購入法。
日々変動する価格の変化を平均化させて利益を大きくすることを狙います。
投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入が多く、価格が高いときには購入量が少なくなり、全体の購入額が平均化されます。
投資期間が長ければ長いほど購入額が平準化し、リスクを最小化した安定運用が可能になります。

 

ドルコスト平均法に基づいた積立投資なら、損失の不安を抑えながらビットコイン、仮想通貨への投資ができると言えるでしょう。

 

手間や時間がかからない

よけいな手間や時間をかけずに運用できることも、積立投資のメリットです。

設定した頻度と金額で自動買付が行われ、自分で売買注文を出す必要がないので手間いらず。

ほったらかしで運用できるので、初心者や、忙しい人にもピッタリです。

 

感情に左右されない

売買タイミングに迷ったり悩んだりすることが少ないのも、積立投資のいいところです。

値動きが激しい仮想通貨チャートを見ながら、ベストタイミングをつかむのは、初心者でなくともかなり高難度。

しかし自動買い付けの積立投資なら、日々の値動きを細かくチェックする必要はありません。

値動きに一喜一憂したり、動きがきになってパソコンやスマホから離れられないなんてこともなくなります。

 

 

積立頻度は「毎日」と「毎月」どっちがいい?

積立は「毎日」と「毎月」、どっちがいいのかなぁ。
結果的には大きな差はでないけど、初心者さんには「毎日」のがおすすめかも。

初心者には「毎日積立」がおすすめ

時間分散の効果として、一般的には長期投資の場合は「毎日」でも「毎月」でも大差はあまりないといわれています。

価格が急激に下がるようなときは、毎日積立のほうが低い価格でたくさん購入できて、購入単価を下げる効果があります。

一方急激な価格上昇局面では。毎月積立のほうが平均購入単価は下がります。

 

可能であるなら、その時々の価格変動によって毎月か毎日かを調整するのがいいかもしれません。

 

しかしこまめな調整が面倒だったり、初心者でチャートのチェックがよくわからないという場合は「毎日積立」をおすすめします。

 

一日で急に価格が下がった場合、毎日積み立てにしていた場合は低い価格で購入することができます。

 

 

仮想通貨積立のデメリット

初心者にとってはメリットが多い積立投資ですが、デメリットもあります。

仮想通貨積立のデメリット

 

  • 大きな利益を狙うのは難しい
  • 確実に利益を出せるわけではない
  • 手数料がかかる

 

大きな利益は難しい

積立投資は長期的な投資手法であり、十分な利益を得られるまでに時間がかかります

少しずつ積立るので、累計投資額の上昇もゆるやかです。

一括投資であれば、短期で大きな利益を得られる可能性がありますが、積立投資ではそのようなハイリターンは見込めません。

 

特に右肩上がりの相場では不利になります。

 

短期的に稼げる運用方法を探している方には、仮想通貨の積立投資は不向きです。

 

確実に利益を出せるわけではない

仮想通貨は値動きが激しいため、元本割れするリスクがあります

※元本割れ…投資した元のお金よりも減ってしまうこと

 

銘柄によっては、前日比40~50%ほど価格変動するケースもあるので、大きな含み損を抱えてしまうこともあるでしょう。ただこれは積立投資に限らず、「投資」に共通して言えるデメリットとなります。

 

金融機関に積立する定期預金などには「元本保証」があり、元のお金より減ってしまうリスクはありません。
全ての投資に言えることですが、積立投資は確実に儲けられる方法ではありません
一括投資と比較すると安全といえるものの、絶対的に安全だということはありません。

仮想通貨全体の相場が下がった際は、リスクの軽減できるとはいえ損失が出る場合もあります。

確実ではないことを知った上で、コツコツと投資を行い、長期的な値上がりで利益を出すのが「積立投資」なのです。

 

手数料がかかる

仮想通貨の積立を始めるときは手数料にも注意しましょう。

想通貨の買付を複数回行う積立投資では、手数料に要注意です。

取引のたびに手数料が発生すると、せっかく運用益が出てもプラスにはならない可能性も。

 

積立投資では手数料無料をアピールしている場合がほとんどですが、取引所によって細かい違いはあるのでしっかり確認しておくことが必要です。

取引手数料、入金手数料、出金手数料など色々な手数料があるので、どこまでが無料なのかしっかりチェックしましょう。

 

また、取引所を選ぶ際には、スプレッドにも要注意です。

※スプレッド・・・仮想通貨を買うときと売るときに価格の差

 

取引所にとってはスプレッドが実質的な手数料の役割を果たし、自社の儲けとなります。

手数料、スプレッドといった負担を減らすのは、少しでも手数料が安く、スプレッドが小さい取引所を選ぶようにしましょう。

まとめ

仮想通貨の積立を活用すれば、仮想通貨の全くの初心者でもリスクを抑えた取引ができます。

積立は長期でこそ効果が出ます

もし始めようと思うのなら1日でも早く始めることで、積立投資のメリットを受ける可能性は高くなります。

 

悩むのであればこの機会にまずは少額から始めてみましょう(*^^*)。

 

 

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